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当財団では、北空知地域のほ場において、適正な施肥管理のための土壌分析を行っており、土壌分析結果を『ほ場カルテ』として蓄積する土壌環境データベースを構築しています。(施肥等営農指導も行います。) また、環境保全型農業の展開にむけ、土壌環境データベースと地図情報システムを連動させた土壌診断位置システムの構築により、面的なデータからほ場養分の過不足状態を把握し、地域の改善指標とすることが可能となっています。 |
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◎土壌診断位置システム | ||
※加里の基準値(30r/100g)を超えている農地が多く見られ、土壌診断による効率的な施肥が必要です。 | ||
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可給態リン酸については過剰な農地が多く、反対に可給態ケイ酸は不足している農地が大半を占めています。 | ||
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循環型農業の確立 |
環境への負荷を可能な限り少なくするために、資源の消費抑制・再利用・再資源化といった資源循環による持続可能な社会の形成が求められています。農業分野においても自然循環機能を活かし、地力増進のために堆肥等有機物を利用した「土づくり」が重要となっていることから、堆肥の成分分析に取り組んでいます。 | |
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*有機物の施用効果* |
有機物の施用効果には、物理性・化学性・生物性の改善があります。 |
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◎堆肥の品質評価 |
家畜ふん尿堆肥は平成12年に特殊肥料から除外され、重金属の規制値は適用されませんが、北海道ではその規制値を守ることを指導しています。また、家畜堆肥の種類別品質については3年に一度、計量証明機関等による測定が必要となっています。 |
・遠心分離器(pF3.8〜4.2) ・加圧版(pF1.8〜3.0) |
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