農業土木学会北海道支部第5回支部賞を受賞
  平成18年10月25日に開催された、第55回農業土木学会北海道支部研究発表会において、当財団職員を含めた研究グループが第5回支部賞を受賞いたしました。
 支部賞は、農業土木学会北海道支部設立50周年を記念し、5年前に創設されたものです。 今回は、2課題が選考されました。

 受賞の対象となったのは、平成17年度に開催された第55回農業土木学会北海道支部研究発表会で発表した、「バイオマス資源循環利用診断モデルを用いた畑作酪農地帯における窒素循環の評価に関する研究」(財団法人北海道農業近代化技術研究センター 南部雄二・高木優次、独立行政法人土木研究所寒地土木研究所 大深正徳氏・秀島好昭氏)です。
 今回の業績は、関係機関の皆様方のご指導はもとより、携わってこられた皆様とともに受賞の喜びを共有するとともに、ここに御礼申し上げます。

++農業土木学会北海道支部第5回支部賞(平成18年度)++



【受賞対象者】
  南部雄二 (財団法人北海道農業近代化技術研究センター)
  高木優次 (財団法人北海道農業近代化技術研究センター)
  大深正徳 氏 (独立行政法人土木研究所寒地土木研究所)
  秀島好昭 氏 (独立行政法人土木研究所寒地土木研究所)


【研究実績】
 「バイオマス資源循環利用診断モデルを用いた畑作酪農地帯における窒素循環の評価に関する研究」


【選考理由】
 近年、バイオマスの有効利用による循環型社食の構築が求められている。特に、農村地域では、分散する有機性資源の活用・未利用資源の有効利用等による環境保全型農業の推進と環境負荷の軽減が重要となっている。本研究は、2つの農村地域で発生する有機性資源の物質量をもとに、それらに含まれる窒素量を推定し、実態把握と改善策を検討したものである。
 実際に循環系を構成していくには多くの課題があるが、耕畜連携、産業間の連携などによる資源循環型社会の構築に役立つものであることを評価する。



【受賞対象者】
  塚本康貴 氏 (北海連立中央農業試験場)
  竹内晴信 氏 (北海連立中央農業試験場)
  北川 巌 氏 (北海連立中央農業試験場)

【研究実績】
 「シリンダーインテークレート法による転換大豆畑の土壌物理性評価に関する研究」