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平成20年7月15日(火)に、財団は、多度志地区環境保全協議会とともに、深川市立多度志中学の2学年の総合学習(テーマ「私たちと自然」、担任鈴木麻美先生)で、地域の先生として授業をおこないました。 |
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総合学習の概要 1.多度志の環境をまもる −農業と農村環境をまもる取り組み− 多度志地区環境保全協議会は、平成19年から始まった「農地・水・環境保全向上対策」の取り組み組織です。 代表の川端敏幸氏からは、水田の畦、水路の清掃から地域の川へのヤマベの放流、農業・食の大切さなど、様々な多度志の農業・農村をまもる取り組みについて、パワーポイントをつかって、わかりやすく説明されました。 地域の農業と環境をまもる取り組み、それを支える人々への理解が深まったことと思います。 2.地球温暖化って何? −環境問題は、地球規模で考え、行動は地域から− 財団からは、洞爺湖サミットでも議題になった地球温暖化問題について、パワーポイントで説明しました。 地球温暖化の現状、仕組み、影響と対策をはじめ、オゾン層の破壊や森林伐採などほかの地球環境問題についても紹介されました。 地球環境と私たちの生活や産業がどのように結びついているか知るきっかけになったと思います。 3.身近な自然、河川の汚れを知る −水の状態をはかる− さて、環境問題は、身近なところから取り組んでいくことで理解が深まります。 川などの水の状態(汚れの具合)を知る方法として、さまざまな汚れのめやす、パックテストの使いかたなどを学びました。 4.実際に川の水質を皆ではかってみよう 多度志幌内のエイチャン川に、多度志中学2年生と地域の先生と皆で行って、実際にパックテストを用いて川の汚れの状態を測定しました。また、石狩川の水や薄めたしょう油がどのように反応するかも試しました。 試験紙の色の変化によろこび、エイチャン川もきれいな川であることも確認できました。 後日、授業を受けた多度志中学2年生全員から、礼状と感想がとどきました。 「地域の方みんなでまもっているから多度志はきれいなんだ」「実際に川の水をはかってみて、きれいさがわかった。他の川はどうなのだろう?」など多くの新鮮な感想をいただきました。 これからも、学習の成果をいかして、皆で地域をまもっていきましょう。 |
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