第54回 地域活性化推進事業

”地域活性化推進事業”は、昭和44年に始まり今年で54回目を迎えました。
 当財団では公益事業の一環として、農村地域に居住する方々を対象に、農業や食に関わる講演会やシンポジウム、 文化活動の開催等、地域が発展していくための糧となることを目的に「地域活性化推進事業」を実施しております。

 今回は、「日本が誇るお米を世界へ」と題しまして(株)Wakka Japan及び(株)Wakka Agri 代表取締役 出口友洋氏、(株)Wakka Japan 取締役CFO 佐藤 陽介氏 にご講演を頂きました。

・開催日時:令和4年11月16日(水)13:30〜15:30
・会  場:ラ・カンパーニュホテル深川(深川市3条6番7号)
・入場者数:約120名

【講演者】(株)Wakka Japan ・(株)Wakka Agri 代表取締役 出口 友洋
                (株)Wakka Japan 取締役CFO 佐藤 陽介

講演内容

◇ グループの歩み 〜 起業のきっかけから現在の展開まで
◇ 事業内容、海外事情、産地連携 〜 海外おにぎり店、米、水のこだわり
◇ 海外ニーズに応じたコメ作り 〜 無農薬米、自然栽培、耕作放棄地の活用、
                  棚田の保全、品種選定
◇ まちづくり 〜 集落協働作業、古民家再生

グループの取り組みと歩み

● 2009:香港精米所(Wakka International)開設
      〜海外初の日本産米専門店として事業スタート〜
● 2011:シンガポール精米所(Wakka Singapore)開設
● 2013:日本法人 株式会社Wakka Japan 設立(北海道札幌市)
      台湾精米所(Wakka Taiwan)開設
● 2016:『ホノルル精米所(Wakka USA)開設
● 2017:農業生産法人 株式会社Wakka Agri 設立
      〜海外市場に特化した『自然栽培』で稲作を開始〜
● 2018:Wakka Agriで自然栽培米を原料にした加工品の製造・輸出を開始
      (玄米パフ、玄米あま酒)
● 2019:ニューヨーク精米所(Wakka USA)開設
● 2021:長野県大町市と包括連携協定を締結
● 2022:香港で「the rice stand」(おにぎり製造・販売)をオープン


『日本が誇るお米を世界へ』
持続可能な地域資源の活用
〜「日本産米輸出」から「まちづくり」まで〜

















 2009年 香港精米所の開設を始めとした海外進出へのご苦労や、美味しいとされるお米の認識が日本と海外では違うことなど、私たちが知らない海外の環境についてご講演を頂きました。
 出口様、佐藤様 ありがとうございました。