財団設立50周年

写真 当財団は昭和40年石狩川上流域における公害闘争の所産として設立されて、以来一貫して農村環境の保全や農業農村整備に関わる技術研究などに取り組んで参りましたが、お陰様をもちまして本年2月財団設立50周年を迎えることとなり、2月12日に財団設立50周年記念祝賀会を開催いたしました。
これもひとえに皆様方のご指導ご支援の賜物と心より感謝申し上げる次第でございます。


財団50年の歩み

昭和39年 20数年に及ぶ石狩川流域の農業用水汚濁闘争が、北海道知事の斡旋により集結
昭和40年 見舞金を原資として、地域農業の振興を図るための現在の財団の前身となる「財団法人 北海道農業近代化コンサルタント」設立
昭和42年 北海道農業の近代化に向け農業機械の運転技術講習事業を開始
昭和49年 農村後継者育成を図るため研修事業を開始
昭和55年 技術的課題であった降雨時の水の流れを解析するため「水理模型実験棟」を設置
平成3年 安全・安心な農業の推進に向け「土壌診断室」を設置
平成11年 測量・設計部門を分離し、「株式会社 ルーラルエンジニア」を設立するとともに、翌年、名称を「財団法人 北海道農業近代化技術研究センター」に変更
平成14年 札幌市にNKエルムビルを取得し、「北海道農業水利資料館」を開設
平成16年 総合的な環境保全に資するため、「土壌診断室」を「水・土診断室」に改組
平成18年 財団設立40周年を記念し、これまでに財団が行った研究内容を論文集として発刊
平成23年 法人改革を見据え、公益事業を大幅に拡充し、①農村地域の活性化②農業経営の体質強化③環境にやさしい安全・安心な農業の推進をテーマに事業展開する方針が決定
平成25年 公益法人制度改革に伴い、4月1日付で一般財団法人に移行

「財団50年の歩み」を簡潔にスライドにまとめましたので、ご覧ください。